文化部の洪孟啓・部長が、理想の実現を急ぐ。今年1月に中華民国として二代目の文化部長に就任した洪孟啓氏は27日、台湾国際放送の運営母体、中央放送局の単独インタビューに応じ、施政に対する自らの理念を語った。
洪・文化部長は、基本的には前任者の計画に従うとし、村落文化、若者のクリエイティブな提案、ビジュアルアーティスト、台湾文学の海外とのリンクなどは依然として重点政策だとする一方、公演団体の審査の仕組みをいっそう公平にする考えを示した。洪・文化部長は、アニメや漫画、ライブ活動、音楽のいずれも今後デジタル技術とのリンクを強めていくことになるとし、文化部文創発展司(文化クリエイティブ発展局)がプラットフォームを設け、文化と科学技術を結びつけて新たな生命力を生み出すと強調した。
また、古跡の保存について洪・文化部長は、都市開発至上主義を改め、古跡の活用方法などを幅広く話し合っていく考えを示した。さらに、文化部は今後文化資産学院を推進し、産学提携で文化資産に関する人材を育成していくということ。
洪・文化部長は、文化部長就任は過去に実現できなかった理想に再チャレンジできる機会だと喜ぶ一方、「あと1年2ヶ月で『退役』なので、それまでに政策の道筋をつけ、それにしっかりとした理論を与えたい」と述べた。馬英九・総統の任期は来年5月20日まで。このため現在の閣僚の任期もそれまでとなる。