アメリカが、台湾海峡両岸が中国大陸側の新たな航空路について共通認識に達したことを評価している。中華民国台湾は20日、北京当局より、台湾海峡の上空に設置する新たな航空路、M503は29日に使用を開始するという内容の通知を受けた。この航空路は今年1月に中国大陸側が設置を一方的に宣言したが、台湾が反発。今回の通知では従来計画したコースから6カイリ西にずらされている。
アメリカ国務省は23日、台湾と中国大陸がこの航空路についてコンセンサスに達したことを称え、様々な議題を双方が対話で処理していく上での手本になると評価した。アメリカ国務省のスポークスマンは、このコンセンサスはこの地域を飛行する世界の民間航空機の安全を守るものだとしている。
一方、中華民国政府で対中国大陸政策を担当する行政院大陸委員会の夏立言・主任委員は24日、立法院で、交渉の中で中国大陸側は国際条約の精神と規定に従って、元の計画に大幅な調整を加えたと説明、飛行の安全性に対する脅威はなくなった他、中華民国の国軍も常に状況を把握していると話した。