石門ダムに雨が降り、貯水量が給水日数7日分増えた。ここ数日、東北の季節風、ならびに中国大陸・華南地区の雨雲が東に移動した関係で、台湾北部の基隆の北海岸、北東部の宜蘭、台北市、新北市、基隆市の山では雨が降っている。台湾北部・桃園市でも降雨はあったものの、ダムに雨水が流れ込む「集水域」での雨は限定的で、水への需要が最大の石門ダムの貯水量は23日まで減る一方だった。
しかし、経済部水利署が23日、人工雨を降らす措置をとったところ、石門ダムでもようやくまとまった雨が降った。24日未明から午前7時までの間に、石門ダムでは38.2ミリの雨が降り、583万トンの水が集まったものと見られている。これにより、給水可能日数は約7日間増えた。同じく北部・新竹地区の重要なダム、宝山ダムと宝山第二ダムは6日分、北西部の苗栗県の永和山ダムも4日から5日分の水が集まった。
しかし、梅雨の時期が不明確なことから、水利署では石門ダムが水を供給する範囲では、予定通り、4月1日から第三段階の給水制限に入ると話した。水利署の頼建信・主任秘書は、「新北市の翡翠ダム、基隆の新山ダムを除いて、他のダムはいずれも貯水率が低い状態だ。渇水期が終わるまでまだかなりの時間ががあるのに加え、春の雨や梅雨もあてにならない。現段階では水があるうちにできる限り節水に励むしかない。このため給水制限は予定通りに進める」と述べた。