2000年以降のITバブルと世界金融ショックはアジアの四匹のリトルドラゴン(亜洲四小龍)とされる台湾、韓国、シンガポール、香港の経済を直撃。台湾はその影響もあり、ここ数年の経済成長率は「四小龍」の3位か4位が常だった。2000年から2014年の経済成長率は年間平均で4.0%で、香港とは並んでいるものの、韓国の4.4%、シンガポールの5.6%には劣っている状態。
しかし、国家発展委員会は23日、昨年の台湾の経済成長率3.7%は韓国、シンガポール、香港を上回り、トップに返り咲いたと指摘した。韓国は3.3%、シンガポールは2.9%、香港は2.3%だった。
国家発展委員会は、昨年、台湾は物価の安定度で韓国やシンガポールなどより優れており、CPI消費者物価指数上昇率は「四小龍」で最低でデフレ懸念も無かった他、所得の分配も最も優れていたと指摘。また、失業率も4%まで下がり、過去7年で最低レベルを達成、改善幅は韓国やシンガポールを上回った。さらに賃金の面でも実質賃金の増加率が2.4%となり、「四小龍」で最大だった。