春の雨が今週は27日まで続く見通しで、水不足解消の一助になるかどうかが注目される。中央気象局によると、東北の季節風、ならびに中国大陸・華南地区の雲が東に移動している影響で、台湾では23日より27日まで北部、東側、そして中南部の山地で雨模様になるという。ダムに水が流れ込む「集水域」に多く降った場合は、水不足の緩和にプラスだと期待されている。
台湾は過去67年でも最も深刻な水不足となっており、一部の地方と業種には給水制限措置がとられている。東北の季節風と、華南地区の雲の東への移動の影響で、台湾北部の台北では23日、朝から雨が降り続き、気象局も午前に大雨注意報を発令した。気象局は、この二日間、北部の港湾都市、基隆の海岸沿い、西北部の苗栗県以北、および北東部の宜蘭県、加えて中部の山地では局地的な大雨や豪雨が発生する恐れがあるとして、ゲリラ的な大雨、落雷、突風に注意するよう呼びかけた。
中央気象局の徐仲毅・気象予報士は、北部と東北部は23日から3日間連増でにわか雨の天気となり、台湾本島の東側と中南部の山でもにわか雨になると予想。東北の季節風は26日から27日にかけて弱まると見られるものの、空気中の水分は依然として多く、雨が降るだろうと指摘した。徐・気象予報士は、この間、雨が「集水域」に降ったならば、水不足の緩和に役立つとしている。
また、東北の季節風の影響が最も強いのは25日で、台湾北部の最低気温は14度から15度程度まで下がり、日中最高気温も17度から19度にとどまる見通し。