台湾中部、南投県信義郷は、台湾最高峰、玉山の山麓に位置し、地理的、気候的条件が梅の栽培に適していることから、台湾きっての梅の生産地として知られており、毎年日本にも質の高い梅を輸出している。
青梅の収穫期に入った22日、信義郷農会(農協に相当)が運営する観光レクリエーション施設、「梅子夢工場」で、南投「梅祭り」がスタート、初日から新鮮な梅や梅加工品などを買い求める行楽客で賑わった。
開幕式に出席した呉敦義・副総統は、あいさつで、信義郷農会は、梅と梅加工品で非常に有名である。2008年、台湾映画「海角七号 君想う 国境の南」の中で使われたことで、お酒のブランド「馬拉桑(マラサン)」の知名度が一躍上がったが、今また、テレビドラマとのコラボレーションで再び注目を集めている、これでまた観光客が一段と増えるだろうと語り、信義郷の積極的な梅産業プロモーションを高く評価した。
南投県の林明湊・県長は、台湾の梅の栽培面積は4,088ヘクタールだが、南投県はそのうちの34%を占めており、年間生産量は台湾の青梅生産量の45%に当たる1万3,683トンに達している。梅の最大の生産地、南投県はまさに「梅のふるさと」であると語り、地元自慢の梅をアピールした。
信義郷の梅祭りは、22日から4月25日まで開催され、毎週末には梅をテーマにしたさまざまなイベントが行われる。