外交部が、中国大陸のラテンアメリカと関係強化は口先だけで実のないものだとしている。
中国大陸は今年年初、北京で「ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体フォーラム」を開催し、中華民国の友好国の一部も参加した。台湾の最高学術研究機関、中央研究院の朱雲漢・院士はさきごろ、このフォーラムは5年以内にサミットのような存在となり、中華民国の友好国の元首らも定期的に出席するようになると予想した。
これに対し、外交部ラテンアメリカ司の葉徳貴・参事は19日、「このフォーラムがサミット級の会議になるかどうかは予想できないが、外交部が把握している限り、中国大陸がこのフォーラムで約束した借款など多くの事柄は実現しておらず、口先だけで実のないものとなっている」と指摘、葉・参事はさらに、このフォーラムに参加した友好国は、それについてあらかじめ台湾に知らせた他、北京では経済についてのみ話し、政治的な対話はしないと明言していたと明らかにした。
葉・参事は、ホンジュラスのラファエル・フェルナンド・シエラ・大使(Rafael Fernando Sierra Quesada)は先ごろ、フアン・オルランド・エルナンデス(Juan Orlando Hernández Alvarado)大統領が6月に台湾を訪問する可能性があると明らかにしたことについて、現時点では何の指示も受けていないとしながらも、エルナンデス大統領の来訪に期待する立場を示した。
葉・参事はまた、カリブ海に浮かぶ友好国、セントルシアの駐中華民国大使館設置について、場所は決定しており、6月中旬から下旬に開館できるのでは、と明らかにした。