中華民国台湾の大手航空会社の女性CA(キャビンアテンダント/客室乗務員)が風疹にかかったことが判明、関係機関は11ヶ国に通報した。
台湾のチャイナエアライン(中華航空)の女性客室乗務員は14日、発熱、鼻水、咳、発疹の症状が見られた。15日、医学センターで治療を受けた結果、18日に風疹にかかったことが確定した。この患者は現在、入院隔離中。仕事柄、ベトナム、インドネシア、香港などを訪れたため、海外で感染したと判断されている。
衛生福利部疾病管制署によると、風疹は発症する七日間前から伝染力があるという。この患者は、発症する七日前から、台湾北部の桃園と日本の福岡、桃園とシンガポールを往復したフライト合わせて6便で勤務した。
感染拡大を防ぐため、関連機関はこの患者と接触したことのある台湾の乗客や医療関係者などの特定を急いでいる。この6便には台湾の乗客686人のほか、海外の乗客が872人おり、疾病管制署は、国際保険規則(IHR Focal Point)を通じて関連のある国、11ヶ国に通報した。風疹の伝染力は水痘(水疱瘡)、麻疹(はしか)より弱いものの、妊娠初期に妊婦が感染した場合の先天性風疹症候群が大きな問題となり、効果的な治療法はないため、先進国では若い女性を中心に、ワクチンによる予防法がとられている。