ピッチャーとしては台湾初の大リーガーだった、曹錦輝・投手が大リーグ復帰に向けて好投した。現在33歳の右腕、曹錦輝・投手は2003年、コロラド・ロッキーズで大リーガーとなり、その後2007年までアメリカでプレー、大リーグ通算4勝4敗、4セーブの成績を残している。
2009年には台湾プロ野球の兄弟エレファンツに加入し、8勝8敗ながら、観客動員に大いに貢献するなど存在感を示した。しかしその年のプレーオフに八百長問題が持ち上がり、曹・投手は取調べを受けた。曹・投手は八百長にはかかわっていなかったものの、犯人側と接触するなどしていたことから、台湾ではプレーできなくなった。
その後、球界を離れていた曹・投手は昨年秋から、オーストラリア、そしてアメリカの球団の誘いを受け、結局、かつて一時所属していた、ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んで再びアメリカにわたった。
曹・投手は15日、ドジャース対シアトル・マリナーズのオープン戦に中継ぎとして登板、5人の打者をパーフェクトに抑えた。ドジャースのマッティングリー監督は、「すばらしいピッチングで、ボールの質もよかった」と話し、今後の登板に期待した。また、アメリカのスポーツサイト、トゥルーブルーL.A.は、「曹・投手はドジャースの春季キャンプでもっとも印象深い選手だ」と紹介した。