フォークランド諸島沖で消息を絶った台湾の漁船の捜索にアルゼンチンが協力する。中華民国台湾のイカ釣り漁船、祥富春号は2月26日に、大西洋のフォークランド諸島から1700キロの海上で、甲板に海水が染み出しているとの連絡後、消息を絶った。イカ漁の季節で、付近には多くの船が操業しており、これらの船にも捜索を要請したが、2週間を経ても発見されていない。
行政院農業委員会漁業署の黄鴻燕・副署長によると、非常用位置指示無線標識装置EPIRBも作動していないのか、信号が無いため位置を特定できないということ。このため今も海上にいるのか、沈没したのかさえ確認できない。
黄・副署長は、「昨日、外交部の駐アルゼンチン代表処から転送された電報によると、アルゼンチンはようやく大規模な船舶、戦艦クラスの船を出して捜索に協力してくれるそうだ」と話し、アルゼンチン側の協力に期待した。
この船には、船長など幹部として台湾の人が二人乗り込んでいる他、中国大陸、インドネシア、フィリピン、ベトナムの船員などで計49人が乗っているという。