毛治国・行政院長が、年末に開通予定の空港MRTについて、政府と地方が協力し、経済効果を高めるよう指示した。
交通部は12日の閣議で、台北市内と、台湾北部の空の玄関口、台湾桃園国際空港、そして桃園市の中壢環北駅を結ぶ空港MRT(新交通システム)の建設の進捗状況に関する報告を行った。
それによると、台湾元1138億元(日本円約4350億円)あまりを投じて建設されている空港MRTは、台北駅から中壢環北駅まで全長51.03キロ、台北市、新北市、桃園市を通り、沿線には22の駅が設けられる。開通は今年の年末を予定している。
毛治国・行政院長は、報告を聴取後、空港MRT開通後は台北市、新北市、桃園市を空港MRT、台湾高速鉄道、台湾鉄道で結ぶ鉄道網が形成される他、台北から桃園国際空港までが35分間で結ばれると指摘し、その重要性を強調した。
行政院の孫立群・スポークスマンは、毛・行政院長の話として、「新北市、A4駅の新荘副都心、桃園市、A7駅の合宜住宅、同じく桃園市のA11駅からA16駅の桃園エアロトロポリス、A17駅からA19駅の高速鉄道特定区など大規模開発プロジェクトの推進を、各関連機関が加速するよう望む。特に都市計画は、開通後、沿線エリア全体の発展の効果が十分に発揮されるよう、中央と地方政府が協力して速やかに認可するよう」と述べた。
空港MRTは快速列車と普通列車が交互に運行する。台北駅から桃園空港まで快速列車で35分、台北駅から中壢環北駅までは普通列車で70分。また、台北駅や新北産業パーク駅などでは桃園国際空港へのチェックインと荷物の預け入れができるようになる。
空港MRTの沿線には、今年中にもアウトレットモールが2つオープンする他、台湾プロ野球、ラミゴモンキーズの本拠地、桃園国際球場もあり、多くの人々が開通を心待ちにしている。