労働部がミャンマーの労働者受け入れに向けて、今月ミャンマー側と協議する。台湾では一部の産業で労働力不足が起きており、労働部は海外からの労働者導入を積極的に検討している。
台湾で現在、約55万人の外国人労働者が働く中、このほどインドネシアが2017年には外国への出稼ぎを停止する可能性があると公式に明らかにしたことで、将来的な労働力不足が懸念されている。台湾ではこのため、外国の労働力市場の開拓に力を入れており、過去10年間凍結している、ベトナムからのハウスヘルパー受け入れも、再開に向けてベトナム側と協議中。
労働部労働力発展署の劉佳鈞・署長は9日、ベトナム以外に、外交部はすでにミャンマーの労働者の試験的な受け入れに同意しており、労働部は今月ミャンマー政府と接触してこれについて話し合うと明らかにした。当初はミャンマーの経済、農業担当部署と主に話し合い、企業や農業での労働者導入を図るという。ハウスヘルパーは含まない。ミャンマー側は、最初は100人から200人で試験的に実施し、うまくいくならば人数を増やすことを提案しているという。
劉・署長は、「新規の国なので最初から大きく開放すべきではない。最初のケースが成功したならば加速できる。台湾では多くの企業がミャンマーでの投資を検討しており、まず労働者を受け入れて人手不足を解消し、準備を整えてからミャンマーへの投資をできたならばいいスタートになるのでは」と話している。
なお、外交部は、バングラディシュやスリランカからの労働者導入の可能性も探っているということ。