行政院大陸委員会(陸委会)が4日夜、台湾海峡両岸は、過去7年来、両岸間の平和的な関係促進で得られた成果を共に重視すべきだとし、中国大陸側に対して、両岸関係の現状に向き合い、共に両岸関係のさらなる進展のために努力するよう呼びかけた。
中国大陸の指導者である習近平氏は4日、「『92年コンセンサス』は、中華民国政府、および各政党と交流を行う基礎で、条件でもある。その核心となる思想は、『中国大陸と台湾が一つの中国に属していることを認めること』とし、この原則を守ることができれば、台湾の政党および団体と中国大陸との交流に障害は生じない」と述べた。
中華民国政府で対中国大陸政策を担う大陸委員会は、これに対し、「『92年コンセンサス、一つの中国、各自解釈』は、両岸間の制度化された話し合いと交流の重要な原則だ。それは中華民国が存在している事実を際立たせると共に、中華民国政府が対中国大陸政策を推進する際の重要な基礎でもある」と説明、そして、「中華民国政府は対中国大陸政策において『統一せず、独立せず、武力を行使しない』、台湾海峡の現状を維持する原則を堅持している」と重ねて強調した。
中国大陸のいわゆる、第12期全国人民代表大会第3回会議は5日午前、中国大陸の北京で行われ、中共国務院総理の李克強氏は、向こう一年の施政方針を報告した際、対台湾政策について、今後も両岸間の共通認識である、「92年コンセンサス、一つの中国」と言う原則を堅く守り、台湾の独立に断固反対するという、両岸関係の平和的な発展を促す正しい方向に向けてまい進するとしている。