馬英九・総統が、価値を生み出して1000万人の旅行者を迎えようと呼びかけた。交通部観光局は3日、台北市内のホテルで「観光節」(観光の日)を祝う活動を行った。「観光節」は元宵節で、今年は3月5日。
馬英九・総統はこの活動に出席して挨拶。馬・総統によると、中華民国台湾が1976年に海外旅行を解禁して以降、出国者数が台湾を訪問する人の数を大きく上回る状況が続いた。その差が最も大きかった年は、延べ500万人以上の差があったという。
馬・総統はその上で、昨年台湾にやってきた人は延べ991万人、海外に渡航した人は延べ1185万人と、その差が200万人近くに縮小しており、来台旅行者が海外渡航者を上回るペースで増えていることがわかると説明した。昨年、台湾を海外から訪れた人は前年比24%増で、この成長率は世界で日本に次ぐ2番目。
馬・総統はしかし、台湾の貿易総額は世界19位であるのに対し、台湾を海外から訪れる旅行者は2013年の延べ801万人で50位、昨年でも35位程度だとし、観光面でも貿易総額のレベルに達することは不可能ではないと観光業界を激励した。
馬・総統は、「我々の貿易総額が世界19位になっている中で、観光業の貿易だといえる受け入れ人数が35位とどまっていてはいけない。『投資の拡大、品質向上、価値の創造』を目標に、今年は年間で延べ1000万人目の旅行者を迎えよう」と呼びかけた。
なお、馬英九・総統は会場で、台湾の観光業に貢献したことで交通部観光局から表彰された、日本のお笑いタレント、田村淳さんと握手。田村さんは自身のフェイスブックに馬・総統と握手している写真を掲載、「馬・総統になって、ますます観光に力を入れているようで、台湾への観光客がどんどん増えているみたい。台湾の人は優しくて親切、ゴハンも美味しい、景色もきれい!台湾の春は最王です」と記した。