在来線・台湾鉄道の弁当が根強い人気で、今年は1000万個の販売を目指す。台湾鉄道の代表的な弁当は、ブタのばら肉を揚げた上で煮たものが主なおかずの、「排骨弁当」。肉の食感が大変良いとされ、多くの鉄道利用者が好む。台湾鉄道では近年、健康に良いとされる「養生弁当」、ベジタリアン向けの弁当、中南部の景勝地、阿里山の特色を加えた弁当、日本と提携した北海道風味の弁当などを打ち出しているが、販売個数の最も多いのはやはり「排骨弁当」。
台湾鉄道の弁当の人気振りは、先ごろ視察にやってきた日本の鉄道会社も驚くほどで、販売個数が最多の台北駅を例にとると、駅構内に4つの販売店が設けられ、しばしば長い行列ができるばかりでなく、買えない人のクレームもあるぐらいだという。
台湾鉄道の統計によれば、2010年には1日に平均で約1万4000個が売れたが、販売個数はその後年々増え、昨年は1日に平均で約2万3000個売れた。台湾鉄道の弁当を生産する、台湾鉄道餐旅総所の黄振照・総経理は、より多くの消費者のニーズを満たすため、今年は1000万個、1日平均2万6000個あまりの販売を目指すと強調した。
黄・総経理は、生産は問題がなく、供給量増加に対応したより多くの販売ルートを整備することが大切で、現在は都市交通システムMRTの駅に販売店を設けることを検討していると明らかにした。