経済部の統計によると、2014年、台湾の製造業の総生産額は台湾元14兆4255億元(日本円約54兆8787億円)に達した。2014年の総生産額は2011年の14兆6617億元には及ばなかったものの、史上2番めの高水準となった。特に電子部品製造業は台湾元3兆7495億元で史上最高と記録した。経済部によると、スマートフォン、タブレットパソコンなど携帯機器の売上好調の恩恵をうけたことによるものだという。
2014年の製造業の生産額のほか、2014年の第四四半期の生産額は台湾元3兆6304億元(日本円約13兆8110億円)で、2010年第4四半期に次ぎ、史上2番めの高水準となった。このうち、電子部品製造業は9600億元、機械設備業は1819億元で史上最高となった。一方、化学製造業は原油の値下がりにより、2四半期連続でマイナス成長となった。
業種別では、スマートフォン、タブレットパソコンなどの携帯機器の出荷が好調であることに加え、ハイテク技術応用領域の拡大により、シリコンウェハーのOEM、半導体パッケージング・テスティング、DRAMなどの業者の生産額が大きく伸びていること、また大型サイズのテレビディスプレイの出荷が好調だったことから、電子部品製造業の躍進が目立った。電子部品製造業の2014年の生産額は、前年に比べて8.05%増、過去最高の台湾元3兆7495億元となった。
このほか、機械設備業も景気回復の恩恵を受け、設備投資のニーズが高った結果、2014年の生産額は、前年に比べて10.72%増、6647億元となった。また、自動車産業及び自動車部品業も、新車のセールや原油価格の下落で2014年の生産額は、前年比12.8%増の4218億元となった。