蕭万長・前副総統がボアオアジアフォーラムに参加するため、9日、中国大陸に向かう。中国大陸に本拠を置く、非政府、非営利国際組織、ボアオアジアフォーラムの2014年の年次総会は8日から11日にかけて中国大陸の海南省で開催されている。今年、中国大陸の国務院総理、李克強氏は開幕式で講演を行う。李克強氏は、2012年中国大陸国務院副総理の名義で、その年のボウオアジアフォーラム年次総会に出席、当時、中華民国の副総統に就任したばかりの呉敦義・副総統と初めて対面した。
蕭万長・前副総統は、今年再度「両岸共同市場基金会」名誉董事長の名義で代表団を率いて出席、9日夕方、海南省に到着する予定。中国大陸の対台湾政策担当の国務院対台湾事務弁公室の陳元豊・副主任は空港まで出迎える。
両岸共同市場基金会の陳徳昇・執行長によると、10日の開幕式終了後、午後、蕭万長・前副総統は李克強・総理と正式に対面する。基金会は2人の会談終了後、記者会見を開き、会談の内容を説明するという。
陳徳昇・執行長は、「われわれは9日夕方、海南省に到着する。9日には決まったスケジュールはない。10日に正式な大会が開催される。午後、李克強氏と対面する。11日午後には両岸の実業家によるサミットが開催される。」と、中国大陸訪問中のスケジュールを説明した。
蕭万長・前副総統は、李克強・総理に中国大陸の旅行客による台湾での乗り継ぎの問題、台湾の地域的経済統合への参加問題などの議題を提起、中国大陸側が前向きな回答を示すよう促す。台湾と中国大陸のサービス業の相互投資の規制緩和を目指す、「台湾海峡両岸サービス貿易協定」が台湾で大きな波紋を呼んでいる中、2人はこの協定について話し合うかどうかに注目が集まっている。
蕭万長・前副総統は10日、李克強氏と対面、11日、両岸の実業家による円卓会議に出席、両岸間の経済協力の新たな原動力などについて話し合い、12日午前、現地の台湾企業関係者と対面してから帰国する。