台湾出身で、アメリカのUCLA(カルフォルニア大学ロサンゼルス校)のヤンヤン(楊陽)・教授がイギリス王立化学会のフェローに選ばれた。
1841年に設立されたイギリス王立化学会は、世界で最も古い化学の学術団体で、ヨーロッパ最大の化学の学術団体。同科学会のフェローは主に、化学界に極めて大きな影響を与えた学者、あるいは多大な貢献をした学者に与えられる。フェローの選出は1952年から行われており、同科学会の国際会議での投票によって選出される。
台湾南部、台南市の国立成功大学出身のヤン教授は、1997年にアメリカ、カルフォルニア州ロサンゼルスにあるカリフォルニア大学ロサンゼルス校の工学部に赴任、現在同校で有機薄膜太陽電池の研究開発リーダー、ナノ再生エネルギー研究センターの主任を務めている。
ヤン教授は有機薄膜太陽電池の研究成果が素晴らしい実績をあげ、中でも太陽エネルギーの変換効率で世界記録を樹立、ヤン教授がリーダーの実験室は60近くの特許を取得している。
ヤン教授は現在、灰チタン石という素材で作られる太陽電池について重点的に研究開発を行っており、研究論文は昨年、世界的権威をもつ学術雑誌「サイエンス」に掲載された。