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高雄刑務所人質事件、犯人自殺で人質無事

  • 12 February, 2015
  • Editor
高雄刑務所人質事件、犯人自殺で人質無事
刑務所事件は犯人自殺で幕

高雄刑務所で受刑者が刑務所長らを人質に立てこもっていた事件は、犯人らが自殺して人質は解放された。台湾南部・高雄市大寮区にある法務部矯正署高雄刑務所では11日、受刑者6人が刑務所長ら2人を人質に立てこもる事件が発生した。これらの受刑者はいずれも刑期20年以上の重い刑に服している者で、刑期の長さなどに不満を持っており、医務室で診察を受けるふりをして管理人を人質に取った。その後、同刑務所の所長と戒護科長が自ら人質となり、法務部矯正署長が刑務所に入って犯人たちとの交渉に当たった。

12日午前3時20分に戒護科長は解放されたが、刑務所長はそのままで、午前4時近くには報道機関の空中カメラを嫌う犯人たちは空に向かって発砲、報道機関の後退を要求した。その後4時45分、犯人たちは刑務所を取り囲む警察に向けて発砲、警察も撃ち返すなどして事態が緊張した。しかしその後、5時35分に犯人たちが自殺したとの情報が伝わり、刑務所長は無事救出された。

馬英九・総統は午前に談話を発表し、刑務所内の管理の見直しを求めた。馬・総統は、「高雄刑務所での事件は国民に衝撃を与えた。刑務所内の管理に穴があったことになる。行政院に対し、各矯正機関が警戒を強め、受刑者の状況を安定させるよう命じた。また、刑務所の管理制度を徹底的に見直す。13日中にこの事件の調査報告をさせ、向こう1週間以内に具体的な改革案を出してただちに実施する」と話した。

馬・総統は、犯人たちが不満を訴えるため人質を取ったやり方を強く非難すると共に、自殺という結末は残念だとして、遺族に対しても遺憾の意を表明した。

法務部の陳明堂・次長は12日に記者会見を開き、事件のてんまつを説明、人質の安全を考慮して警察は突入せず、投降を呼びかけていたと話した。陳・法務部次長は、「警官を通じて『自殺するな』と再三呼びかけた。また、家族にも電話で犯人たちと連絡させたが、明け方になって彼らは呼びかけに応じず自殺した。大変遺憾だ」と述べた。

法務部矯正署は、事件発生直後に台湾全域の矯正機関49カ所で休暇を取っていた人員を急遽出勤させ、受刑者たちの精神的な安定に努めた。陳・次長は、矯正署は獄中の安全検査の不備について見直しを強化すると話している。

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