最大野党・民進党の中央常務執行委員会(中常会)は、先ごろ、2016年総統選挙に向けた総統候補指名選挙日程を確定した。2月11日に選挙公告発布、2月12日から16日に登記作業となるが、出馬確定とされる蔡英文・主席のほかに、台南の頼清徳・市長の動向が注目されている。一部のマスコミは、9日に頼・市長が重大な発表を行うと報道していた。
これを受けて、頼・市長は、6日、自身のフェイスブックで、党内の指名選挙に参加する意向はないことを表明した。頼・市長は、復興航空の墜落事故で台湾全体が深い悲しみの中にある今、個人の問題に触れるべきではないがと前置きしながらも、誤解を招かないためにはっきりと説明をする必要がある、蔡英文・主席こそが2016年総統選挙に相応しい人選であり、全力で支持するつもりだと、明確な態度を示している。
頼・市長によると、総統選に出馬しない理由は、「どの職務につくかより、価値を守ることが大切」であること、そして、「成功は自分にあらず」という理念だという。