立法委員の補欠選挙が迫り、与野党がラストスパートに入っている。昨年11月に行われた統一地方選に伴い、空席となった立法委員の補欠選挙が7日に行われる。実施されるのは台湾中部の台中市、彰化県、南投県、中北部の苗栗県、南部の屏東県の五つの選挙区。
与党・国民党では、投票率が勝敗を分けるとして45%から50%に届けば勝利の可能性が高まるとしている。国民党南投県本部の李哲華・主任委員は、「勝負の分かれ目は投票率だ。油断はできない。各陣営に戦略があり、情勢は千変万化だ」と話した。また、彰化県本部の謝柏意・主任委員も、候補者の実力は伯仲しているが、野党・民進党は勢いがあるので、動員の効果が勝負のカギだとしている。
一方、民進党は国民党の従来型の組織戦に対し、インターネットを利用して有権者の囲い込みを図っている。民進党は、国会改革の第一歩は、統一派の立法委員を追い出し、国民党の党としての資産を清算することだとアピール。民進党の鄭運鵬・スポークスマンは、国民党が過半数を占める状況を解消しなければ、政党法と不当な党資産処理条例を制定することはできないと述べた。