台湾初の東南アジアの書籍専門の書店、「望見書間」が1日、台湾北部・桃園市の台湾鉄道・桃園駅近くにオープンした。民間団体の四方文創が文化部の「青年村落文化行動計画」の補助を受けて設立。主なターゲットは、東南アジアから台湾に移り住んだ人たちや出稼ぎでやってきている人たちで、彼らに読書の空間とその機会を提供することが目的。
四方文創の創設者、張正氏は先ごろ、この書店の本を充実させるため、「自分が読めない本を1冊台湾に持ち帰ろう」という活動を発起、東南アジアを観光する台湾の人たちがみな、現地の本を1冊持ち帰るよう呼びかけて大きな反響を呼んだ。
張正氏は、この書店は本を売るのが目的ではなく、台湾に住む数十万人に上る、東南アジア出身の配偶者や出稼ぎ労働者の読書の権利を確保するためだと説明、そしてさらにこの書店が台湾の人たちによって作られたなら、台湾の善意をこれらの人たちに伝えることもできると意義を強調した。
この書店の運営が軌道に乗ってからは、東南アジア出身の出稼ぎ労働者や配偶者が中国語を学べ、また、東南アジアからきた配偶者の子供たちが、母親の母国の言葉を学べる環境を整えていく考え。また、出稼ぎ労働者を対象としたさまざまなイベントで、彼らの彫刻や絵画、写真撮影、織物などの才能を発掘、台湾と東南アジアの文化を融合した文化クリエイティビティーの人材を育成したいとしている。