極端気象により台湾では過去10年で最も深刻な水不足に。台湾の主要なダム9カ所のうち7カ所の貯水量は5割を割り込んでおり、4万3600ヘクタールの水田に灌漑できず、今年一期目の稲作は休耕が余儀なくされるという。
桃園県の石門ダムの1月末の有効貯水量は8671万トンで、給水している新北市板橋区、林口区などではすでに第一段階の給水制限が実施されている。新竹県の宝山第二ダムは3147万トンで、2006年に貯水を始めて以来最低の水位を記録。有効貯水量535万トンの宝山ダムは54.83%で深刻な状態になりつつある。
苗栗県の永和山ダム、明徳ダム、台中市の鯉魚潭ダムも50%以下に。明徳ダムは24.39%まで低下。嘉義県・市に給水する仁義潭、蘭潭ダムの水位も下がり、第一段階の給水制限に入っている。
灌漑が主な用途の曽文ダムと烏山頭ダム(いずれも台南市)も1月末には例年より1億トン以上少なく、貯水量は51%に。高雄地区では過去15年で最も深刻な水不足に直面しており、旧正月明けには第二段階の給水制限が始まるものと見られている。
一方、台北市、新北市、基隆市に水を供給する翡翠ダムは例年より2000万トン多く、昨年11月より毎日、板新浄水場に46万トンを供給している。