世界最大のEMS(電子機器の受託生産メーカー)、ホンハイ精密工業の郭台銘・董事長が日本で投資するSDP(堺ディスプレイプロダクト株式会社)の昨年の税引き後利益は60億円。郭・董事長は日本の報道機関の取材に対し、株主として得られるとみられる約4億円は全額職員へのボーナスに当てる考えを示した。郭・董事長は、「職員は、努力は報われると信じているから」と説明。現在の職員は約1400人だという。
郭・董事長は投資会社、SIO (SIO International Holdings Limited)を通してSDPの株式37.61%を取得、シャープと並んで最大株主となっている。ホンハイが大型ディスプレイを生産している関係で、SDPの稼働率は8割あまりに上昇しているという。郭・董事長は先ごろ、ホンハイは120インチの4K2K大型テレビを製造するとして、台湾と日本、アメリカのチームを結合して日本で開発し、第3四半期には購入予約を受け付ける考えを示した。