馬英九・総統が、国軍の志願兵制度を積極的に推し進めていく姿勢を強調した。馬英九・総統は30日、国軍の重要幹部の階級授与式を執り行った際、最重要課題の一つとして志願兵制度の推進を挙げ、国軍建設における歴史的な任務であり、内外への影響も大きいと述べ、志願兵募集をいっそう重視するよう求めた。
国軍では一昨年、退役間近の陸軍兵士が上官らによる不当な訓練で死亡する事件が起き、社会の大きな反発を呼んだ。馬・総統は、「このため志願兵の募集は難しいと考えていたが、政府が昨年から兵士の待遇改善や尊厳への重視、将来の選択肢の充実など対応措置を整えたことで、志願兵増加と退役者減少で予想以上の成果が出ている」と喜んだ。
馬・総統は、国軍幹部に対して、部隊内の理にかなった管理と兵士たちの生活環境改善を要求、また、専門的指導力で求心力を高めるよう希望した。馬・総統はその上で、「もう一度強調する。国軍兵士の人権は間違いなく守られなければならない。しかし、国軍の効率と紀律をその犠牲にしてもいけない。来年末には志願兵制度への完全な移行を完了させられると信じている」と述べた。
なお、国防部は30日、新旧の国防部長の引継ぎが行われました。厳明・部長が退任し、新たに高廣圻・部長が就任した。