鳥インフルエンザ収束の兆しが見えず、台湾のガチョウがほぼ全滅状態になる可能性が指摘されている。行政院農業委員会動植物防疫検疫局は27日、最新の感染状況を説明。感染収束の兆しは見えず、殺処分もしくは感染によって死んだニワトリ、ガチョウ、アヒルなどは200万羽を上回った。また、ガチョウの感染が広がっており、検査が行われているものすべての感染が確認された場合、台湾のガチョウの9割が被害を受けたことになり、ほぼ全滅になるということ。
農業委員会では、被害率9割は、昨年第3四半期の飼育数、177万羽をもとに計算したものだと説明、ガチョウは第1四半期と第4四半期の飼育数が比較的多いとはいえ、産業全体にとってかなりの打撃になるとしている。旧正月前の供給問題について農業委員会牧畜処の江文全・科長は、「過去と現在の在庫量から見て、旧正月前の供給は問題ないはず。様々な年齢のガチョウが殺処分されており、シーズンである夏の供給に対する影響の方が大きい」と話した。
動植物防疫検疫局の張淑賢・局長は、殺処分の進度が感染確認のペースに追いついてきているとし、ここ数日間に感染の深刻な地域を全面的に制御し、感染拡大を徐々に押さえ込んでいく考えを示した。