台湾はこのところ、中国大陸の人たちの海外旅行で最も人気の渡航先の一つとなっており、台湾海峡両岸観光旅行協会(台旅会)の上海弁事処は中国大陸からの旅行者の受け入れ枠拡大を希望、その際には日本や韓国の例が参考にできるとしている。
上海弁事処によれば、日本は最初の訪日時に沖縄に宿泊した中国大陸の旅行者に数次ビザを発給する措置をとってきた。また、韓国はチェジュ島への旅行で中国大陸の人々を優遇している。上海弁事処は、台湾もこれらを参考に、離島を訪れる中国大陸の個人旅行者に台湾本島への1年間有効の数次ビザを出してはどうかと提案。また、団体客でも、台湾本島と離島のスケジュールを合わせた受け入れ枠を増やし、台湾本島の人気観光スポットへ人が集中する状況を緩和してはどうかと述べた。
昨年、台湾を訪れた中国大陸住民は延べ398万7200人。観光客はそのうち延べ330万人以上だったが、離島はその恩恵にあずかっているとは限らない。昨年、離島・澎湖を訪れた旅行者は述べ80万人から90万人ながら、中国大陸の観光客はわずか3000人にすぎなかったという。