与党・国民党の主席補欠選挙が17日に行われ、朱立倫・副主席が得票率99.6%の新記録で当選した。昨年11月末に行われた統一地方選で、国民党が惨敗した責任をとり、馬英九・総統は党主席を辞任。これを受けて、国民党では17日、党主席の補欠選挙を行った。
立候補したのは、統一地方選挙で台湾北部の新北市長再選を果たした朱立倫・副主席のみ。選挙権を持つ党員は34万9000人あまりで、午前8時から午後4時まで、台湾全域485カ所の投票所で投票が行われた。投票率は56%、19万6830人が投票し、朱立倫氏は19万6065票を獲得、得票率99.61%で当選した。無効票が765票だった。これまでの得票率で最高は2001年の連戦氏で98%。朱氏はこれを上回った。
中国共産党の習近平・総書記はこれを受けて朱氏に祝電を打ち、「92年コンセンサス」の堅持と台湾独立への反対を共通の政治的基礎として、両岸関係の平和的な発展を継続させ、両岸の人々を幸せにし、民族復興の偉業を共に成し遂げようと呼びかけた。朱立倫氏は返信の中で、過去6年あまり、両党は「92年コンセンサス」を基礎に、交流と協力を積極的に進め、歴史的な局面を切り開いたと評価した上で、今後も交流を拡大し、ウィンウィンを作り出すことで、両岸の永続的な平和と反映を促進しようと応じた。
また、最大野党・民進党の蔡英文・主席は、朱氏の当選を祝福すると共に、両党が既成観念を捨て、憲政改革のために共に努力できるよう期待した。また、蔡・主席の提案する国是会議への出席を要請した。