馬英九・総統が16日、昨年ノーベル平和賞を受け、台湾を訪問中のカイラシュ・サティヤルティさん夫妻と会見した。馬・総統は、台湾には児童労働の問題はないが、20年から30年前には児童買春の問題があったと認めた上で、自分が法務部長だった1995年に児童と少年の性取引防止条例を制定したと説明し、今ではこういった犯罪は大幅に減り、国際社会からも評価されていると述べた。
馬・総統は、「児童と少年の性取引防止条例を作り、こうした犯罪を取り締まる法的根拠とした、現在は当時の1/10以下に減っている。3年前、民主人権賞を授与された際、この方面での努力も評価された」と話した。
馬・総統は、サティヤルティさんがインドの子供たちに義務教育を受けるよう働きかけ、人身売買を犯罪と定めたことに敬意を表すと話し、強い執行力が必要なことであり、サティヤルティさんの決意がうかがえると称えた。
サティヤルティさんは、今回の台湾訪問に伴うさまざまな面での手配に感謝し、台湾の人たちの熱心さを感じると話した。
サティヤルティさんが主宰する非政府団体、「子供を救え運動」には台湾の福祉団体も参加している。