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故宮、屠蘇酒-皇帝新春1杯目特別展開催

  • 11 January, 2015
  • Editor
故宮、屠蘇酒-皇帝新春1杯目特別展開催
乾隆帝の金甌永固杯

日本のお正月で飲まれるお屠蘇の歴史などを紹介する特別展、「屠蘇酒-皇帝新春の1杯目特別展」が3月25日まで、台北市にある国立故宮博物院本館208陳列室で開催されている。

この特別展は、「説屠蘇(屠蘇の紹介)」、「写屠蘇(屠蘇に関する古典の展示)」、「飲屠蘇(屠蘇を飲もう)」の三つのコーナーに分かれており、国立故宮博物院に収蔵されている、清朝乾隆帝、嘉慶帝の時代の宮中にあった屠蘇酒と関係のある古典、書、絵画作品、器が展示され、屠蘇酒の由来とそれが象徴する意義などが紹介されている。

古代中国の明朝の古典、「本草綱目」によると、屠蘇は、「蘇虺」という鬼を退治できるため、そう名付けられたという。古代中国は東晋(317年~420年)の時代から元旦に屠蘇酒を飲む風習がある。新年の到来を迎え、一家の平穏無事、長生きを祈るため。清朝の乾隆帝(1736年~1796年)は元旦の子の刻になると、養心殿の東暖閣で書初め式を行い、新春(年明け)の初めての酒(屠蘇酒)を飲み、新年の到来を迎える。乾隆帝はまず、政権の安定を示す「金甌永固杯」で屠蘇酒を飲み、それから、無病息災や自然災害のないことを象徴する、玉でできた燭台でろうそくを点し、最後に「万青筆」という筆でめでたい文句を書き、国の安泰と国民の平安を祈るという。

国立故宮博物院の馮明珠・院長によると、現在、台湾中部の南投県城隍廟では旧正月の元旦に初詣客に屠蘇酒を振舞う風習があるという。

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