内政部が10日、2014年の県と市における人口移動報告を公表した。それによると、昨年12月25日に行政院直轄市に昇格した台湾北部の桃園市は、転入者数8799人で、最も多かった。次は、台湾中部、台中市と離島の金門県。転出者数は、台湾中南部の彰化県が最多、6808人だった。次は、台湾北部の新北市、台湾南部の高雄市。過去6年、人口が引き続き北部に集中している。
内政部によると、2014年、台湾の移動者数(住所変更を含めて)は172万人で、前年比2.5%増。1000人あたりの移出入者数は73人で、前年比1.6人増加。これまでの人口移動状況を見てみると、行政院の直轄市六都市が比較的多く、この六都市の移動人口の合計は、全国の72%を占めている。
しかし、過去5年の人口の移動を見た場合、台湾北部の台北市、新北市、桃園市への転入者数は合わせて10万7974人で、中部と南部にある直轄市三都市(台中市、台南市、高雄市)への転入者数3万3487人をはるかに上回っている。各直轄市のうち、台北市への転入者数が4万6699人で最多。次は桃園市の4万5061人。それに対して高雄市はマイナス成長を示し、6118人転出した。桃園市の不動産価格が台北市と新北市より低く、台湾桃園国際空港と台北市内の松山空港とを結ぶ、新交通システムが年内に開業するなどの好材料があることから、桃園市への転入者は2012年から増加を見せている。