馬英九・総統は9日夜、台湾日本人会及び台北市日本商工会共同主催の「2015年新年会」に出席した。馬・総統は、台湾と日本の関係は非常に良好で、過去一年の文化交流はとくに素晴らしかったと語り、さらに、新年の展望として、双方の経済貿易協力におけるさらなる進展に期待を寄せた。
馬・総統は挨拶で、「就任まもなく、中華民国台湾と日本を、特別なパートナーシップ関係にあると位置づけた。経済貿易、文化、観光など、いずれにおいても具体的な成果があった、日本の方々の積極的な支持を受けたことにも感謝する」と語った。また、過去一年、国立故宮博物院の文物が日本で展示され、双方の文化交流に大きな進歩があったことにも言及、具体例として、馬・総統は、故宮の文物はかつてヨーロッパ、アメリカで展示を行ったことがあるものの、アジアでは日本が初めてであり、さらに、秘宝といえる「翠玉白菜」と「肉形石」の海外展示は、故宮の歴史上はじめてだったことを挙げている。
馬・総統はさらに経済貿易関係にも触れ、台湾と日本双方の経済貿易関係は密接で、現在すでに24項目の協定を締結している、多くの自由貿易協定に準ずる協議も、積み木方式で一つ一つ完成しているとした上で、未来一年、この領域において、相互関係では経済パートナーシップ協定または自由貿易協定の形態により近づき、多角関係としては、アジア地域の経済統合に参加するなど、さらなる協力の余地を生み出すことに期待を寄せた。