新薬実験の機会をつかむため、栄誉国民総合病院(栄総)と三軍総合病院が提携、「国家レベル医学センター臨床試験連盟」を立ち上げた。世界のバイオ技術産業が成長する中、新薬の臨床試験計画に参加する機会を得ようと、アジアの国々が激しく争っている。統計によると、近年、国際的な新薬の臨床試験を引き受ける国・地域のうち、中国大陸、韓国、日本の割合が引き続き高まっており、中華民国台湾は逆に下がる傾向にある。アジアにおける台湾の割合は2007年の20%から2013年には12%に低下、韓国に追い抜かれた。
このため、台湾北部の台北市、中部の台中市、南部の高雄市それぞれの栄誉国民総合病院は9日、三軍総合病院と提携、「国家レベル医学センター臨床試験連盟」を発足させた。台北栄誉国民総合病院の林芳郁・院長は、過去の単独で取り組むやり方を改め、4つの医療機関合わせて7500のベッド数を利用し、臨床試験を加速すると説明。
新薬は発売が一日遅れることで、製薬会社は100万米ドルの売り上げを失うため、試験を早く終えることが大変重要で、それによって国際的な製薬会社と提携する機会も増えるという。栄誉国民総合病院では、同じ薬物でもアメリカ人とアジアの人たちで反応が異なる場合があり、台湾がこれらの試験に加わることは、台湾の人たちにより適切な薬物にするための助けになると話している。