台湾高速鉄道(台湾高鉄)が経営破たんする可能性が高まったことで、交通部の葉匡時・部長が7日夜、辞意を表明した。
台湾高速鉄道は、建設当初の資金の借り入れ利息、巨額の減価償却費用が経営を圧迫し、今年3月にも経営破たんする恐れがある。しかし、台湾高速鉄道がまとめ、交通部が立法院に送っていた財務改善案は7日、与党・国民党の立法院党団が反対したことで、立法院での承認の見込みがなくなった。このため、経営破たんの可能性が極めて高くなっている。
7日に財務改善案が通らなかったことで、交通部の葉匡時・部長は夜になって辞意を表明した。行政院の毛治国・院長はただちに慰留、行政院は8日、毛・院長は全力で説得しているが、葉・交通部長から前向きな反応は得られていないことを明らかにした。
行政院の孫立群・スポークスマンは8日、閣議終了後、毛・行政院長は台湾高速鉄道にこれまでかかわってきたすべての末端の人員を高く評価していると述べた。
孫・スポークスマンによると、毛・行政院長は、現在は運行を継続することが最重要だと強調、台湾高速鉄道の職員たちが自分の任務をしっかりと行うよう求めたという。毛・行政院長はまた、これら職員の権益は政府がまちがいなく守っていくと話している。