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リョコウバト論文が米科学アカデミーの十大論文に

  • 07 January, 2015
  • Editor

国立自然科学博物館、国立台湾師範大学、中央研究院、米ミネソタ大学が協力してまとめたリョコウバトに関する論文が米国科学アカデミーの機関誌によって、昨年度の優れた10の論文の一つに選ばれた。

国立自然科学博物館生物学部の黄文山・主任によると、米国科学アカデミーの機関誌、ピー・エヌ・エイ・エスは、ネイチャー誌、サイエンス誌と並ぶ、世界で最も権威ある学術雑誌の一つ。1年に紹介される論文は約4000で、そこから10大論文に選ばれることは、その研究成果が重大な意義を持つことを示す。黄・主任は、今回の論文が国際的な合作論文である他、台湾の研究者が主導して進めた研究であることで、とりわけ意義深いとしている。

昨年7月に掲載されたこの論文で、研究チームは米ミネソタ州のベル自然史博物館が収蔵する100年以上前のリョコウバトの標本から足の部分のDNAを取り出し、その遺伝子を解読、それによってリョコウバトの数量の変動の過程を推計した。

その結果、リョコウバトはかつて世界で最も数の多い鳥だったが、100年前に絶滅したことが分かった。原因は19世紀の乱獲、生息地の破壊の他、リョコウバト自体の数量の大幅な増減も理由の一つではないかということ。黄・主任は、地球上で派生した5回の大規模な生物絶滅に続く、6回目の生物絶滅は人間が発動するものだと指摘、リョコウバトはその明らかな例だと説明している。

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