台湾南部・高雄市の陳菊・市長が、日本からの投資を呼びかけた。陳菊・高雄市長は5日、日本の対台湾窓口機関・交流協会の大橋光夫会長の表敬訪問を受けた。陳・高雄市長は席上、3月には台湾南部の高雄市、屏東県、台南県、中南部の嘉義県、雲林県が代表団を組織し、日本の東京で行われる食品見本市に参加して台湾南部の農産物をPRすると明らかにすると共に、日本の都市との交流拡大を希望した。
陳・市長はまた、毎年多くの日本人旅行者が台湾を訪れるが、高雄に来る人はそのうちおよそ50万人にすぎず、多くの日本人は高雄市をあまり知らないのではとした上で、高雄港をはじめ、高雄市の多くの施設は昔日本人が作ったもので、高雄市と日本には深いつながりがあると説明した。
陳・市長はさらに、日本の高齢者が冬を温暖な高雄市で過ごすことを歓迎、現在約1300人の日本人が高雄に住んでいる他、日本企業による投資も行われていると紹介した。そして陳・市長は、より多くの日本企業が高雄市に投資するよう促し、高雄市政府は安全の確保と投資に伴う優遇措置を約束すると述べた。
一方、交流協会の大橋会長は、陳・市長が先ごろ行われた統一地方選挙において高雄市長再選を果たしたことを祝福すると共に、昨年起きた石油化学原料による爆発事故に関心を寄せた。高雄市政府が16日に、これら原料を輸送するためのパイプラインに関するシンポジウムを開催することについて、大橋会長は、日本も関係者を出席させるとし、シンポジウムが双方の助けになるよう期待した。