中華民国の国旗掲揚式が36年ぶりに、アメリカワシントンのツインオークス(Twin Oaks)で行われた。ツインオークスはアメリカのワシントンD.C.に位置する古跡とされる建築物で、中華民国政府の国有財産でもある。1937年から1978年の間、アメリカ駐在の中華民国大使の官邸として使用されていた。1979年、アメリカのカーター元大統領は、中共と国交を樹立、ツインオークスが中共に占拠されるのを防ぐため、中華民国に友好的なアメリカの政府要人は、20米ドルという象徴的な価格で、ツインオークスを同じ中華民国に友好的なアメリカの民間団体、「自由中国の友協会」に売却、一年後、この協会は財務危機を理由に、それを中華民国政府に売却した。1986年2月5日、アメリカ政府は、この建築物の歴史的な背景と特色から、それを古跡に指定した。
アメリカ東部時間1日午前8時30分、駐米台北経済文化代表処は、ツインオークスで、1979年、中華民国とアメリカとの国交断絶後初めての国旗掲揚式を行い、沈呂巡・アメリカ駐在代表夫妻をはじめ、代表処の高官、華僑事務を担う、僑務委員会の委員、華僑団体の代表らが出席した。前回、ツインオークスで中華民国の国旗掲揚式が行われたのは、1978年12月31日、中華民国とアメリカとの国交断絶前だった。
当時、アメリカ駐在の楊西崑・中華民国大使は、第二次世界大戦の連合国軍最高司令官だったダグラス・マッカーサー元帥の名言、“I shall return.”(私は必ず戻ってくる)を引用して涙ながらにあいさつした。36年後の2015年元日、同じ場所であいさつした、沈呂巡・駐米代表は、「きょう、われわれは、ここに戻ってきたのみならず、われわれは尊厳、尊敬、栄誉のある形で戻ってきた。」と喜んだ。