2月の比較基準低かった影響で、3月の購買担当者指数が大きく改善された。中華経済研究院は1日、3月のPMI購買担当者指数を発表した。今年の旧正月は2月にあり、稼働日数が少なかった影響で、3月は60.6%と、2月に比べて10ポイント以上上昇した。その内訳としては、製造業の新規受注の数量と生産数量の指数が大きく上昇、PMIの上昇を早めたという。しかし、この指数を季節調整すると、前の月とほぼ同じレベルで、経済が大きく成長しているわけではないことがわかる。
中華調達および供給管理協会の頼樹鑫・執行長は、3月の指数が大きく上昇した原因は、2月の稼働日数が少なかったことのほか、企業が3月に在庫をそろえることにあると説明している。そして、こうした減少は、多くが緊急の注文に応じるため品物をそろえることと関係があるため、3月の指数の大幅な改善は短期的なものになるとの見方を示した。
これについて、中華経済研究院経済展望センターの陳馨蕙(ちんけいけい)・研究員助手は、企業が受け取っている急な受注は5月はじめまでで、その後の状況は引き続き観察する必要があるとしている。