大手日刊紙「聯合報」によると、台湾中部、苗栗県の後龍鎮にある後龍小学校に、同校の「姉妹校」である日本・福岡県福岡市の那珂南小学校の教員、児童らが訪れ、6日間に渡って文化交流活動を行っている。
苗栗県の後龍小学校と日本・福岡県の那珂南小学校は3年前に姉妹校の締結を交わして以来、毎年交流活動を行っており、毎年7月に後龍小学校の児童が日本を訪れ、毎年12月には那珂南小学校の児童が台湾にやってくる。今年は、那珂南小学校の末吉久則校長と2人の先生、10名の児童、そして一人の保護者が来台した。
6日間の課程では、台湾と日本の文化学習、苺摘み、ビー玉入りサイダー作製、ケーキ作製などの活動が行われたほか、台湾の先住民族が多く暮らす、同県泰安郷の汶水小学校を訪れ、かばんを作製した。また25日には後龍小学校の児童によるパフォーマンスが行われたという。
那珂南小学校の末吉久則校長は、「台湾の児童は英語、日本語など外国語の能力が高い。児童たちは交流の際、最初は身振り手振りで話をしていたが、しだいに簡単な英語でコミュニケーションをとっていた。帰国後、児童たちはよりまじめに英語を学ぶようになるだろう。交流の成果は大きい」と満足気に話した。
後龍小学校の張国恩・校長は、日本の児童の受け入れ方法について「日本から来た児童たちは、後龍小学校の児童の家庭にホームステイしている。最も直接的な方法で日本の子供たちに台湾の風俗、文化、習慣を理解してもらう」と説明した。
日本から来た女子児童の一人は、かつて台湾に来たことがあり、台湾の印象はいいと言い、小籠包を食べたいと話した。ただ、生活習慣の違いについて、日本のお風呂のある生活に慣れているので、台湾のバスルームにほとんど浴槽がないことについては戸惑う、と話した。
後龍小学校の6年生、林秋汝さんは、「日本の小学生は礼儀正しく、先生たちにしっかり挨拶をする。これからもっと外国語を勉強して、次回はもっとスムーズにコミュニケーションがとれるようになりたい」と、交流の感想を述べた。