今年7月に起きた旅客機墜落事故について、飛行安全調査委員会が、パイロットがコースを誤っていたと発表した。トランスアジア航空の国内便、GE222便は7月23日午後5時43分、台湾南部の高雄市から離島の澎湖に向かったが、7時6分に澎湖・馬公空港近くの西渓村に墜落し、乗客と乗組員合わせて48人が死亡、10人がけがをした。
飛行安全調査委員会は、交通部民用航空局、空軍および三軍総合病院、法務部、トランスアジア航空、フランス事故調査委員会、航空機メーカーのATR、カナダ運輸安全委員会、ならびにアメリカ国家運輸安全委員会の、4カ国56人の専門家を招き、9つのチームに分けて4ヶ月あまりの証拠とデータの収集、関係者の面談などを行った。
飛行安全調査委員会の王興中・執行長は、GE222便はコースを誤り、二人のパイロットはいずれも滑走路を確認できなかったと指摘した。なお、最終的な事故原因の分析と改善に向けての提言は来年6月にならないとまとまらない見通しで、最終的なレポートは来年10月、中国語と英語で発表されるという。