台湾中南部の嘉義にある景勝地、阿里山の森林鉄道が25日、開業102周年を迎え、往年の蒸気機関車による特別列車が運行された。
阿里山森林鉄道は日本占領時代の1912年12月25日に、嘉義市の嘉義駅から、嘉義県の二万坪駅まで運行を始め、その後、1914年に阿里山まで延長されたことから、12月25日は、阿里山森林鉄道の開通記念日とされている。
阿里山森林鉄道では25日、嘉義市の嘉義駅と北門駅の区間、及び沼平支線で、車齢100年を超える蒸気機関車が、檜造りの客車をひく特別列車が運行された。
このほか、北門駅前の広場で、2009年、台湾南部に大きな被害をもたらした台風8号、「モーラコット台風」の影響で運休してから、一部開通するまでの再建の様子を記録した写真や、同鉄道の運転士、翁幸昭・氏の手による蒸気機関車の模型などが展示されている。
なお、在来線、台湾鉄道の嘉義駅でも、阿里山森林鉄道の開業102周年にあわせ、台湾鉄道で使われた様々な物品や、往年のディーゼル特急「光華」号の写真、また車両の模型などを展示している。