高校野球の全国大会、第二回黒豹旗全国野球大会は21日、台北市の天母球場で決勝が行われ、穀保家商(新北市)が4対2で桃園農工(桃園県)を下し、初優勝を飾った。
試合は、穀保家商が3回表に1点先制、桃園農工がその裏に2点を取りすぐに逆転するも、穀保家商が6回表に同点に追いつくというシーソーゲームの展開となった。そして、2-2の同点のまま迎えた9回表、穀保家商は4番・陳琥のタイムリーなどで4-2と2点勝ち越すと、6回途中から救援のマウンドに上ったその陳琥が、桃園農工の最後の攻撃を三者凡退で抑えて、胴上げ投手となった。陳琥は大会MVPに輝いたほか、指名打者として大会ベストナインにも輝いた。桃園農工は2年連続で決勝進出を果たしたものの、昨年、準決勝で勝利した穀保家商に今年は雪辱され、また準優勝に終わった。
黒豹旗は昨年2013年から始まったトーナメント制の高校野球(硬式)の全国大会。強豪校が参加する硬式野球の木製バットの部、そして硬式の金属バットの部、軟式野球の部とそれぞれ分かれていた従来の大会とは異なり、こうした種別を取り払い全ての高校の野球部、野球サークルに門戸を開いた。初戦から一部の試合がテレビ中継されるなどメディアでも大きく取り上げられたため、今年は昨年の出場校51校を大幅に上回る137校が出場。中でも強豪女子ソフトボール部の部員9人がメンバーに加わり、男子選手と力を合わせて初戦を突破した士林高商(台北市)は大きな話題となった。