台湾南部を訪れるクロツラヘラサギが今年過去最多を更新。台江国家公園管理処の最新の観測によると、台湾南部の台南市、高雄市、中南部の嘉義県で確認されたクロツラヘラサギは2272羽で過去最多に。クロツラヘラサギは絶滅危惧種で、今年1月に全世界で実施された調査で確認された個体数は2726羽だった。そのうち台湾は1956羽を確認。
このほど2272羽が確認されたことで、台湾がクロツラヘラサギにとって世界で最も重要な越冬地になっていることが示された。これらのクロツラヘラサギはすべて台湾南部で越冬するわけではなく、フィリピンや香港、マカオ、ベトナム、インドネシアなどにも渡っていく。
台湾で最も多く確認されているのは台南市安南区で、今回は600羽あまりが見られた。その他にも七股のクロツラヘラサギ保護区、四草野生動物保護区、そして高雄市茄萣区と永安区、嘉義県の布袋鎮、八掌渓河口、驁鼓湿地などが台湾での主な越冬地となっている。