政府が経営する、台湾で最も歴史の古い子どもの遊園地、「台北市立児童育楽中心(レクリエーションセンター)」が14日に閉園した。これは、新たな遊園地、「児童新楽園」の16日の開園を受けてのもの。
台北市を流れる、基隆河のほとりにある、「台北市立児童育楽中心」は1934年に建設されたもの、主管機関は当時の台北市役所、元の名は「児童遊園地」だった。
1958年、民間に賃貸され、その名も「中山児童楽園」に改められた。大型のアトラクションなどが導入されたため、市民と子どもの憩いの場となった。近隣の「再春プール」、「圓山動物園」とともに、圓山地区の著名な観光スポットとして知られていた。
1970年、「中山児童楽園」が圓山動物園に編入され、動物園に付属するものとなった。1984年、行楽客からの人気投票により、現在の「台北市立児童育楽中心」に改名された。その敷地面積も3ヘクタールから9.8ヘクタールに拡大され、創設80年後に、現在の「台北市立児童育楽中心」が正式に発足した。
台湾の高齢者、中年層、青年たちとともに歩んできたこのレクリエーションセンターは、圓山地区の古跡の保存と河川の保全などの問題にかかわっていることから、台北市政府は台湾元20億元(日本円約80億円)を費やして敷地面積5ヘクタールの「児童新楽園」を建設した。この「児童新楽園」の開園とともに、「台北市立児童育楽中心」が閉園した。
「台北市立児童育楽中心」は日を改めて閉園活動と園内を一周する活動を行ってから台北市政府文化局に移管され、「圓山文化パーク」の一部となる見込み。