日本の天皇誕生日を祝うレセプションが11日に台北市内で行われ、外交部の高振群・次長が、衆議院選挙を経た後も日本政府が台湾のTPP(環太平洋パートナーシップ協定)参加に協力してくれるよう呼びかけた。
日本の対台湾窓口機関・交流協会台北事務所によるこのレセプションは11日夜に台北市内のホテルで行われ、台湾の対日本窓口機関・亜東関係協会の李嘉進・会長、外交部の高振群・次長、蕭万長・前副総統、王金平・立法院長をはじめとする台湾の政財界の要人が数多く出席した。
亜東関係協会の李嘉進・会長は、台湾と日本の関係はここ数年でますます進展しているとした上で、「積み木方式での経済貿易関係の強化に努めてきたが、あとは屋根をかぶせるのみの段階だ。日本は双方の関係がもっとも緊密なこのタイミングを逃さず、EPA(経済連携協定)を早期に締結するよう呼びかける。東アジアの地域経済統合に向けての基礎を築こう」と述べた。
また、外交部の高振群・次長は14日に日本で行われる衆議院議員選挙に言及、「選挙が円滑に行われることを祈る。また、選挙を経た後の新たな内閣が引き続き台湾と共同で、関係の発展を推進するよう期待する。そして、これからも台湾がTPPやそのほかの地域経済統合、国際組織に参加できるよう支持し、協力してくれるよう望む」と述べた。
高・外交部次長はそして、日本の天皇陛下は東日本大震災後、皇后陛下と共に幾度も被災地を慰問して日本国民から深く敬愛されているとし、「今年4月の園遊会に中華民国の沈斯淳・日本駐在代表が招待されたことは台湾と日本の友情を示すものだ」と評価した。
交流協会台北事務所の沼田幹夫代表は、2011年の東日本大震災発生以降これまで、台湾が提供している温かい支援や励ましに感謝した。
同レセプションでは、台湾で日本文化の普及に貢献したとして、台湾歌壇、池坊台湾支部、台湾太鼓協会の3団体が交流協会より表彰された。