中国大陸との「小三通」ルートを利用する中国大陸住民に、来年元日より、ランディングビザに相当する措置がとられる。離島の金門、馬祖、澎湖と中国大陸・福建省の都市の間を船舶で結ぶ、「小三通」ルートで台湾にやってくる中国大陸住民は現在、あらかじめインターネットを通じて「臨時入境停留通知書」を取得する必要がある。申請には約4時間必要。
内政部はこのほど、こうした中国大陸からの旅行者の利便性を高めるため、関連の規定を改正し、来年元日よりこれら旅行者は金門、馬祖、澎湖に到着してから、この手続きを行えるように改めた。国と国との間におけるランディングビザに相当する措置。費用はインターネットでの台湾元200元に比べて高い、600元だという。
内政部の陳純敬・次長によると、過去3ヶ月における金門、馬祖、澎湖での中国大陸からの旅行者数から見た場合、1ヶ月で平均6000人あまりがやってきており、この「ランディングビザ」措置により、年間で7万人あまりが恩恵を受ける他、離島の観光と地元の経済を発展させる効果があるという。
陳・内政部次長は、「ランディングビザ措置を始めれば、急に来ることになった人や関連の旅行プランを立てている中国大陸からの旅行者にとって柔軟性が生まれる。突然金門、馬祖、澎湖にやってきても、そこで停留許可を申請できる」と話している。
なお、この停留許可はあくまで金門、馬祖、澎湖での滞在に限られており、これをもって台湾本島にやってくることはできない。