台湾出身で、アメリカ大リーグのボルティモア・オリオールズでプレーするチェン・ウェイン(陳偉殷)投手が10日早朝に帰国した。朝4時50分にもかかわらず、台湾桃園国際空港では100人を超えるファンが出迎えた。
チェン投手は、日本でプレーしていたころはこっそり帰ってくるような感覚だったが、アメリカに渡ってからは、帰国するとファンたちの熱心さを感じられるようになり、グランドでもファンたちの期待を意識するようになったと話した。チェン投手は、アメリカにわたってから一年目は息子と帰国、二度目はケガのため車椅子姿での帰国となったが、今年は妻と息子二人と共に帰ってこられてこれまでと感じが異なると話し、さらに今シーズンは成績もよかったので、自分としては「派手な帰国になった」と喜んだ。
チェン投手は今年のシーズンオフ、アメリカで多くのチームが注目する対象になっている。オリオールズもチーム力強化のため、チェン投手を大物選手を獲得するためのトレード要員にしているとの報道について、チェン投手は球団次第だとした上で、「大リーグでの移籍は日常茶飯事で、気持ちを調整してマウンドで結果を出すだけだ」と前向きな姿勢を示した。