馬英九・総統が、毛治国・行政院新院長のもと政局は安定するとしている。
総統府は3日夜、統一地方選での惨敗の責任を取って辞任した江宜樺・行政院長の後任として、行政院副院長の毛治国氏が昇格すると発表した。
馬英九・総統は4日、毛・副院長を行政院長に起用した理由として、各部会における豊富な経験と、既に副院長を1年10ヶ月務め、政策を滞り無く進め、政局を安定させられることをあげた。
一部の立法委員が中央銀行の彭淮南・総裁の行政院長就任を望んだことについて、馬・総統は「立法委員が署名を行っているという知らせを聞いてから、私は改めて中央銀行の彭・総裁に行政院長就任への意思について確認したが、彭・総裁はその意思はないということだった」と説明した。
総統府は4日、総統令を発布し、毛治国氏を行政院長に任命した。消息筋によると、8日に新旧行政院長の引継ぎが行われるという。
また、新内閣の顔ぶれについて、毛治国氏は二日たってから話し合うとしているが、台湾の大手通信社、中央通信社では、国防部長、外交部長、行政院大陸委員会の主任委員は留任と伝えている。
また、経済部長は、経済貿易分野での交渉に長けているとされる、鄧振中・政務委員が就任、杜紫軍・経済部長は政務委員(無任所大臣に相当)に転任するとされる。中央通信社では、交通部長は現職の葉匡時・部長の留任がほぼ確定としている。