馬英九・総統が国民党主席を辞任した。先ごろ行われた統一地方選挙で、与党・国民党が惨敗した責任を取り、党主席を兼務する馬英九・総統は3日、国民党中央常務委員会で正式に辞任する考えを表明し、再びすべての党員と支持者に対して謝罪した。
馬・総統は、選挙結果は国民党に、権力を握るものは謙虚に耳を傾けなければならないことを改めて告げたと述べた。馬・総統は、国民党の改革の歩みが人々の期待にまだ応えられていないことを知らせる選挙結果だったとした上で、自分は過ちを犯したのかもしれないが、すべては党、国、国民、台湾をよりよくするためだったと強調した。
馬・総統は敗北の責任について、党を築いた先達、支持者に謝り、深く反省すると話すと共に、最大の責任を負うとして党主席を辞任する考えを表明した。馬・総統はさらに、先達たちもさまざまな危機を経験しながら打ち負かされることはなかったとし、党員すべてに対し、国民が国民党をもっとも厳しく鞭打つこのときを忘れず、この教訓を心に刻むよう求めた。
馬・総統はそして、「きびしい未来に向き合い、我々に気落ちしたり、混乱したりしている余裕はない。新たな主席を速やかに選び、その主席のリードの下で、団結し、復活して、人々がもう一度機会を与えてくれるよう努めよ」と呼びかけた。
国民党の規定により、主席不在時には副主席が代理を務める。中央常務委員会はこのため、第一副主席の呉敦義・副総統が代理主席を務めることを全会一致で承認した。幹事長に相当する秘書長は、第二副主席の曽永権氏がすでに辞任していることから、第三副主席である立法院の洪秀柱・副院長が務める。党主席が空席となった場合、3ヶ月以内に補欠選挙が実施されるが、国民党は現在の情勢に基づきそのスケジュールを短縮、10日の中央常務委員会で補欠選挙の草案を出すと共に公告を行い、来年1月末には新たな主席を選出するという。