1989年の「天安門事件」で中国大陸の民主化を求める学生たちのリーダーの1人をだったウアルカイシ氏が、台湾中部・台中市で行われる立法委員の補欠選挙に立候補する意向を明らかにした。
大手日刊紙「自由時報」によると、中国大陸で民主化運動に携わり、天安門事件後中国大陸から海外に亡命したウアルカイシ氏は11月30日、自身のフェイスブックで、台中市中西東南区の立法委員補欠選挙に立候補する考えを明らかにした。このほど行われた台中市長選挙で市長に当選した、野党・民進党の林佳龍氏が選挙前に立法委員を辞職したため、補欠選挙が行われる。
ウアルカイシ氏は、過去18年に台湾があげた業績を称える一方、現在台湾は中国大陸による空前の脅威を受けていると指摘、自分は中国大陸の重要性を深く理解していると同時に、この点で与野党に期待は出来ないとして、立法院で有権者の期待に応えていく決意を示した。
ウアルカイシ氏は現在、中華民国の国民として台中市に定住。1989年の天安門事件は、中国大陸で民主化を求める学生たちが北京の天安門広場で座り込みを続け、6月4日に中共人民解放軍が武力でこれら学生ら、運動に参加した人々を排除した事件。大量の人々が殺害され、投獄されたとされる。